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簡単に作れるアーユルヴェーダオイル、ギーの作り方

2020年03月02日

アーユルヴェーダではアヴィヤンガに代表される全身のオイルマッサージは有名ですが、身体に浸透させるだけがオイルの活用法ではありません。御承知のとおり脂肪分は炭水化物とたんぱく質と並ぶ、三大栄養素のひとつです。人間の健康を維持する上では、良質なオイルを適正量摂取することは非常に重要といえます。現在ではオイルにも素材によって色々な種類があり、身体への有用性が高いオイルが店頭に並んでいるのを目の当たりにすることができます。このような脂肪分の取り方の重要性は、アーユルヴェーダにおいても同様に認識されてきました。それがアーユルヴェーダオイルになります。なかでも良く使用される機会が多いのがギーになります。ギーとはバターから不純物を除去して純粋な油脂分にしたものです。油分では酸化による劣化が問題になりますが、ギーは酸化に強く日持ちするうえに、多少多めに摂取してもコレステロールが上がらないのが特徴です。純粋なバターの風味も楽しめるので、食材の持ち味を引き出しいます。それでは簡単にご家庭でも作ることができるアーユルヴェーダオイルの、ギーの作り方を御紹介します。

無塩バター300gを鍋に入れて、弱火で加熱して少しずつ溶かすことから始まります。無塩バターは焦げないように注意しながら溶かすわけですが、完全に溶けたら中にしてください。100度を超えると泡立ってきますが、かき混ぜたりしないでそのまま加熱を続けます。さらに加熱を続けると無塩バターの水分が蒸発してくるので大きな泡と小さな泡が混在する状態へと変化してきます。全体の液体が黄金色になったら火からおろし、キッチンペーパーで濾す。濾すことで不純物が排除されるので保存容器に移し熱が取れたら冷蔵庫で保管します。

ギーの作り方はこのように、無駄な水分を加熱で飛ばして濾すだけと言う非常にシンプルで簡単です。どのドーシャも鎮めてくれるのでアグニを活性化させて消化も助ける効果を期待できます。ギーの使い方ですが、シンプルに飲み物にプラスする方法がおすすめです。朝方ではドーシャのなかではカパが優勢になる時間帯です。アグニも弱く消化管も活発に活動していないので、白湯やホットミルクコップ一杯に小さじ1杯ほど溶かして飲むのがおすすめです。ギーはバターの不純物を除去してバター本来の風味がいきているので、各種のドレッシングのベースにする使い方もあります。クリアでバターの風味がいきたドレッシングが出来上がります。